Outline
Staff
Director | Tsukaya Suzuki |
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DoP | Shigeta Kobayashi |
Camera Operator | Takashi Miyata |
Interviewer | Takashi Kato |
Music | Nozom Yoneda |
Sound Mixer | Shinya Kikuchi |
MARUNI COLLECTION 2020 PV のサウンドトラックを invisi fellows の米田が制作しました。
MARUNI COLLECTION 2020 PV
深澤直人氏のデザインによるTakoとジャスパー・モリソン氏のデザインによるFuguロビーチェアで構成されるMARUNI COLLECTION 2020。
Takoは、曲木を使わず切削加工だけで作り出されたオーガニックな曲線の椅子です。白いテーブルクロスに似合いそうな優しいかたちをしています。新たにFuguファミリーに加わったロビーチェアは、Fuguファミリー同様、クッションや張地なしで、最高に座り心地のよい無垢の木製椅子をデザインするという意図から生まれた椅子です。
Takoの魅力やジャスパー・モリソン氏との協働、デザイナーとしての概念について、アートディレクターである深澤直人氏が語ります。
サウンドトラックについて
マルニ木工の新作の家具の紹介やそのデザイナーの深澤直人さんが登場するドキュメンタリーのようなPVにサウンドトラックを提供させてもらいました。現在、アップルの新社屋ではマルニの製品が多く使われているようです。たしかにミニマルかつヒューマニスティックなところがなんとも似合いそうですね。
インタビューのなかで深澤さんは印象的なことを仰っています。
“普通を極めるということはけっこう美しいことだ”
僕はその言葉に導かれるように、あるいはその考えを実現することを目標に厳しく曲を書きました。今回の編成はピアノ四重奏。あえて古典的な編成を選んだのは実演可能な譜面を制作することで、人間が5人集まれば演奏できる現実的な音楽を作り、普通を極めることで完成する曲を組み上げたかったからなのです。滑らかな木工をミニマルなピアノのフェルトのサウンドで、民芸的な素材感や生き生きとした木の感覚を弦楽のピチカートで表現しました。うまくできていますでしょうか?
どうかご視聴ください。
米田 望