vol 10.
音と質感 -ハイファイとローファイ-

「いい音(音質)」とは、一体何なのでしょうか。
我々インビジも、音に携わっている者として「いい音(音質)とは?」と誰かに聞かれたり、自分自身で考えてみたりすることがあります。

音質を表す言葉のひとつに”Hi-Fi”や”Lo-Fi”があります。
Hi-Fi(ハイファイ)とは、字義的には”High Fidelity”(高忠実度、高再現性)の略語です。
音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」という意味を持ち、録音や録画し再生する場合に発生するノイズやひずみが最小限に抑えられていることを指します。
また、Lo-Fi(ローファイ)は “Low Fidelity”、つまり低音質を意味しますが、音楽の世界では、歪んだビートやテクノロジーのエラーがクールでユニークなサウンドを生み出している場合もあります。

第10回目のSOUNDABOUTでは「いい音(音質)とは?」というテーマの下、音に関わるプロダクトを手掛けている電通CXCC CXテクノロジー部、クリエイティブ・テクノロジストの土屋 泰洋(ツチヤ ヤスヒロ)さんをお招きし、過去の制作秘話なども交えつつ、インビジの小田部さん、高花さんと共にSOUNDABOUTしていきます。

ゲスト:土屋 泰洋 (電通CXCC CXテクノロジー部)
ファシリテーター:CD HATA、小田部剛、髙花謙一